お客様からご質問を受けました
2025年02月21日
先日来場されたお客様から質問がありました。
「住宅を購入した場合に、どのような費用が掛かるのか?」というものです。
住宅を購入した時に一度だけ必ず支払うもの、購入後に継続的に支払うものまでさまざまです。
以下に主な費用をまとめました。
購入時に一度だけ支払うもの
★ 登記費用
建物を登記する表示登記(新築の場合)と所有権保存登記、土地の所有権を変更する移転登記、融資利用の場合の抵当権設定登記等がかかります。
費用については、購入する物件の広さや評価額、融資利用の金額等により異なります。
★ 印紙代
物件の契約書、融資利用の際は金銭消費貸借契約書に貼付します。
★ 仲介手数料
仲介手数料は概ね物件価格の3%かかります。
なお、仲介手数料がかかる物件(仲介)とかからない物件(売主・代理)があります。
詳細は営業担当者にお尋ねください。
★ 融資保証料、融資事務手数料
ほとんどの方が住宅ローンをご利用になりますが、保証会社や金融機関に対して融資保証料や融資事務手数料がかかります。
融資金額や金融商品によって手数料の金額は変わります。
その他、ご入居の際の引越し費用やカーテン、照明、エアコン、家具、家電等も考慮しておきましょう。
購入後に継続的に支払うもの
★ 固定資産税等
所有する「土地」と「建物」には固定資産税及び都市計画税がかかります。
お住まいの地域や評価額によって異なりますが、毎年1回支払います(4回の分割払いもあり)。
★ 火災保険・地震保険
住宅購入時には火災保険に加入します。
弊社では地震保険にも加入することをお勧めしています。
加入期間は最長5年となります。1年の継続加入でも良いですが、5年更新の方が金額的には割安となります。
★ 管理費・修繕積立金(マンションの場合)
マンションなどの集合住宅の場合、共有部分の管理費や、将来的な修繕に備えて毎月修繕積立金を支払う必要があります。
またお車所有の場合は駐車料金もかかります。
住宅を維持するための必要な費用
★ メンテナンス費用(主に一戸建ての場合)
住宅を長期間所有すると、建物のメンテナンスが必要になります。
マンションの場合は「修繕積立金」を支払うことによってメンテナンスが出来ますが、一戸建ての場合は所有者自身が手配しなければなりません。
たとえば、屋根や外壁の再塗装(10年~15年周期等)、定期的(5年・10年毎等)な点検・メンテナンスを行う事が理想的です。
これらを行うことにより住宅が長持ちして、ご自身の資産としての住宅の価値を維持できます。
弊社では購入されたお客様には、メンテナンス費用として「月々1万円を貯金」していただくようお勧めしています。
まとめ
住宅を購入するとかかる費用は、以下のものがあります。
1.購入の時だけ支払う費用
2.購入後に必ず支払わなければならない費用
3.住宅を維持するために必要な費用
これらの費用は、購入する住宅の種類(戸建て、マンション、新築・中古)や価格、地域、ご自身の生活スタイルによっても異なります。
特に購入後に係る費用は見過ごしがちになりますので、どれくらいの費用がかかるのかを事前に調べて資金計画を立てられることをお勧めします。