「オカマ掘られるより酷い体験をする」の巻

2025年07月11日

 

 

 

免許を取って40年、人生で初めて交通事故に遭いました。

 

その日は、13時から外構工事の打ち合わせで東区のお客様宅へ。

 

打ち合わせ後は、前日釣りに行って車が汚れていたので洗車に行く予定でした。

 

事務所を12時半に出て、そろそろ到着となるときに交差点左から救急車が来ました。

 

ゴールド免許の優良ドライバーである私は当然止まります。

 

とその時、後ろから「ドーン!」と追突されました。

 

おかしなもので、追突されたときに真っ先に思ったことは、

 

「これで洗車に行かなくても良くなったな!」って事でした。

 

やはり私は頭がおかしいのか?!

 

 

 

交通事故

 

 

 

なにせ初めての事故ですからかなり動揺しましたが、体の方はなんともなさそうで安心しました。

 

念のため、病院に行ってレントゲンを撮りましたが、後遺症はなさそうです。

 

しばらくリハビリに通って様子をみます。

 

追突してきた車は、ある企業のトラックで、運転手さんは平謝りです。

 

前方不注意で、救急車にも気付かなかったとのことでした。

 

20分くらいの現場検証が終わって、警察の方にこれからどうすれば良いか尋ねると、

 

自走出来そうだから、このまま運転して修理工場に行ってもいいよ。

 

でも事故の後だから、速度を落として慎重に運転してね。

 

と言われたので、このまま運転して、一旦事務所に帰ることにしました。

 

と、これが後に恐怖を感じることになるとは・・・

 

 

 

交通事故

 

 

 

私の車はチト古くて、スペアタイヤが車両の下に付いています(前振り)。

 

東区から春日井の事務所に帰る途中の東大曽根付近は緩やかな下り坂になっており、

 

また道路工事の後らしく、坂の途中に小さな段差がありました。

 

ここまで説明すれば聡明な皆さんはお分かりになるかと思いますが、

 

段差を感じた直後に、「ドンッ!」という音と共にかなりの違和感を感じました。

 

何だ?とルームミラーを見てみると、

 

なんと私の車の背後でタイヤがコロコロ転がっているではありませんか!

 

 

 

交通事故

 

 

 

あれは私の車のスペアタイヤに違いない!

 

あのタイヤが車にぶつかったら大事故確定!

 

さらに人とぶつかったら下手したら亡くなってしまう!

 

最近、池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」を読んだばかり。

 

恐怖を感じつつ、車を止めて、転がるタイヤを追いかけます。

 

50m先の歩道にまだコロコロ転がっているタイヤが・・・

 

えらい!なんとか車道の車はかわせたらしいな!

 

しかしいつまで転がってるんだ!

 

いい加減に止まれ!

 

間違っても人にぶつかるなよ!

 

スペアタイヤに怒鳴りながら、ようやく追いつき確保しました。

 

 

 

交通事故

 

 

 

国交省の実証実験では、転がるタイヤが人にぶつかると

 

4mくらい吹っ飛ばされるそうです(上の写真)。

 

ホントに良かった!

 

不幸中の幸い。事故を起こさずに済んだ!

 

スペアタイヤが外れたことは、追突されたことより恐怖を感じました。

 

事故の後は、スペアタイヤだけでなく、パーツが落下することもあるので、

 

念のためレッカーで運んだ方が良いですね。

 

 

 

交通事故

 

 

 

搭乗者傷害保険も出るし、

 

リハビリも兼ねて、「空飛ぶタイヤ」を読み返してみようかな?